【学習計画】低学年時の中期学習計画を考える(各論)(2024年3月)

息子が4月から1年生になるタイミングで、小学1年生から3年生までの低学年時の中期学習計画を考えています。

今回は、現時点で考えている科目ごとの目標到達点と、それらを達成するためのスケジュール感です。

算数の中期学習計画

算数は、重点科目の一つです。新小4時において、思考力を問う問題を含め、ある程度は中学受験の問題も解けるところまでいければ理想です。その時点の具体的な目標到達点としては、以下を考えています。

  • 公文式算数A教材からJ教材までを素早く的確に解く計算力の習得
  • 1年生から3年生までの市販問題集(『はなまるリトル』、『トップクラス問題集』、『スーパーエリート問題集』)の攻略
  • 4年生から6年生までの予習シリーズの理解と攻略

公文式は現在J教材まで来ているのですが、スピード感と正確性にまだ難があるため、継続予定です。一通りやっているので、再挑戦もさほど不可はかからないと想定しています。

思考力を問う問題としては市販の問題集を利用したいと思います。1年生から3年生の範囲については、『はなまるリトル』で分野や問題形式に慣れてから、『トップクラス問題集』と『スーパーエリート問題集』で応用部分まで取り組む予定です。今のところ、1年生のこれらの問題集にとりかかっていますが、これまで取り組んできた公文式の無機質な問題と比べてやりがいがあるらしく、楽しんでやっています。算数教材のまた4年生以降の範囲については、『予習シリーズ』を活用して演習を続けたいと思います。

なお、現時点では未定ですが、RISU算数、キッズBee、算数検定の受講、受験も状況を見て考えていきたいと思います。

スケジュール感としては、公文式をルーティンとして継続しつつ、1年間で2学年、すなわち、1年生の間に1年生と2年生の市販問題集を、2年生の間に3年生の市販問題集と予習シリーズの4年生を、3年生の間に予習シリーズの5年生と6年生をやれれば理想的だと思います。

国語の中期学習計画

国語は、漢字と語彙を日々の積み重ねで伸ばしながら、読解力は読書習慣を身につけることを通じて徐々に伸ばしていければと思います。現時点での、新4年時の目標到達点は以下のとおりです。

  • 公文式国語I教材までを完了
  • 漢字検定5級まで取得(1年生から6年生までの漢字)
  • 『漢字の要』を攻略
  • 『言葉力1100』と『言葉力1200』の攻略
  • 読書習慣の習得

公文式は現在G教材まできていますが、それに伴う読解力が身についているか微妙なため、F教材から時間をかけてI教材まで進みたいと思います。I教材までに学習する縮約は、中学受験にも役立つと聞いているので、まずはそこを目標に進めます。

漢字に関しては、社会の用語を覚える際の前提にもなりますので、早めに漢字検定5級までを取得し、その後は『漢字の要』にて中学受験用の漢字を抑えていきたいと思います。並行して、語彙力は学研の『言葉力1100』と『言葉力1200』を使う予定で、プラスαとして本人が気に入る参考書があれば取り入れたいと思います。漢字と語彙は、Ankiを使った日々の積み重ねで伸ばしていく予定です。

読解力に関しては、低学年時には心身の成熟や経験の壁も出てくるでしょうから、読書習慣が身に着けばよいと思っています。ここではヨンデミーを活用して、読書が好きになってもらえれば十分です。

スケジュール感としては、公文式はルーティンとして継続し、漢字と語彙もAnkiを使って日々触れるようにしたいと思います。ヨンデミーによる読書習慣の確立は、本を読まない時間も成長のチャンスということなので、ゆっくり時間をかけて進めていく予定です。

社会の中期学習計画

社会は、算数と並ぶ重点科目としての位置づけです。一般教養でもありますし、小学校低学年とはいえ社会を学ぶことで世の中の見え方も違ってくると思います。また旅行に行ったりニュースを聞いたりする際にも、社会の知識の有無で吸収力が大きく変わってくるように思います。新4年時の目標到達点は、以下のとおりです。

  • スタディアップ社の『プラチナインプット』の知識の習得
  • 歴史漫画の読破

低学年の3年間で、スタディアップ社の『プラチナインプット』に出てくる777問の知識を習得することが目標です。加えて、歴史漫画も通読してもらえれば、自然と理解も深まると思います。

暗記科目なので、国語の漢字と語彙と同様に、Ankiで日々の積み重ねをしていきます。3年間で777問であればかなり余裕もあるように感じられますが、これらの知識について、気が付いたら覚えていたというレベルでインプットしてあげるのが目標です。そのあたりは、これまでの人生で培った雑学力で、関心を引きながら進めていきたいと思います。

現在、息子は都道府県を覚え始めたところで、形から県名を答える形式でAnkiを使っておりますが、今のところは抵抗なく続けられています。次のStepとして白地図が待ち構えていますので、こちらは同社の『白地図ピース』も活用して、過度な負荷なく少しずつ着実にすすめられればと思います。

歴史に関しては、歴史漫画を読みながら、『プラチナインプット』に出てくる知識を習得していければ、さほど負荷はないかと思います。どの歴史漫画にするかどうかは、まだ検討中です。

スケジュール感としては、1年生で地理、2年生で歴史、3年生で公民とざっくり考えていますが、『プラチナインプット』が順調に進むようであれば、『プラチナアウトプット』まで進めてしまうのもあり得るかと考えています。

理科の中期学習計画

理科は、他の科目と比べた場合の優先度は低めです。理科の面白さは実験や観察にあると思っていますが、これらを自宅で再現していくのはかなり難しく感じるからです。目標到達点としては、以下のとおりです。

  • 『予習シリーズ』の4年生から6年生の知識に触れる

上記に加え、『予習シリーズ』で出てくる知識の暗記まで進めるか悩ましいところですが、理科を単なる暗記科目と捉えてしまってもつまらないので、まずは理科で出てくる範囲の知識について、なんとなく聞いたことがあるというレベルまでもっていければ十分だと思います。

スケジュール感としては、社会が公民まで進んだタイミングで着手し、4年生から6年生の『予習シリーズ』を一緒に読んでいこうかと思っています。

英語の中期学習計画

受験科目ではない英語ですが、英単語に関しては日々の積み重ねで習得可能ですし、また音に対する感覚は年齢が低い方が身につきやすいと思いますので、低学年のうちからどんどん進めてもらう予定です。

息子は最近公文式の英語を始めたばかりですが、英語という言語を学ぶこと自体が楽しいようで、算数や国語よりも好んでやっています。新4年時の目標到達点としては、以下のように設定したいと思います。

  • 公文式英語I教材まで完了
  • 英検3級合格

公文式の英語教材で出てきた英単語は、Ankiに入れて日々の積み重ねに加えていく予定です。Ankiは音声再生もできるので、単語帳や公文のプリントで復習していくよりもかなり効率よく英単語を習得できるように思います。

他方で、英会話や公文式以外の英語教室については、現時点で予定していません。公文式の英語教材が効率性という点で優れているうえ、費用対効果も高いと考えているためです。英会話が必要となってくる段階ではオンラインでの英会話を導入したいと思いますが、こちらは本人のやる気次第かなと思っています。

スケジュール感としては、1年生で英検5級、2年生で英検4級、3年生で英検3級の進度で進められればと思います。

終わりに

以上が、低学年時の中期学習計画です。3年後にこれらの目標到達点を達成できるように日々の学習を進めていきたいと思います。

もっとも、無理するものでもありませんので、状況を見ながら、適宜、上方修正や下方修正を図り調整していこうと考えています。